【講演概要】チャットbot、音声認識、ロボット活用とAIが進化する中、コンタクトセンターではAIをどのように活用し、お客様と企業をつなぐコンタクトセンターの価値とは何かを検証したい。AIを活用し、コンタクトセンターが経営貢献する組織運営はどのように変化していくのか、お客様の声(VOC)の活用、組織運営、人材活用について事例発表とともに検証したい。
司会:河合 洋
(株式会社つなぐ研究所 代表取締役)【講演概要】本格的なデジタル社会の到来が控えるなか、次世代型の顧客応対環境(コールセンターの在り方、システム環境の在り方含む)とはどのような姿なのか?現在使える最新テクノロジーを活用して、お客さま本位の業務運営を推進する住信SBIネット銀行の取組みを紹介する。主役はあくまでもお客さまであり、VOC活用サイクルがキーワードである。
松丸 剛
(住信SBIネット銀行株式会社 企画部 カスタマー・ロイヤルティ戦略室 室長)【講演概要】近年、コンタクトセンターでは、人工知能やチャット、チャットボットなど、デジタルチャネルの導入が拡大しています。デジタルチャネルを活用する上で重要なのは、ナレッジです。KCSは米国のNPO法人、サービスイノベーションコンソーシアムが15年年に渡り研究・開発してきた、新たなナレッジマネージメントのベストプラクティスとなります。今回のセッションではKCSの概要と、コンタクトセンターでの活用について発表をします。
田口 浩
(株式会社東京海上日動コミュニケーションズ 上級執行役員)【講演概要】「経営に貢献するコンタクトセンター」へのステージアップは、センターの従業員やマネジメントが前向きでイキイキとする取り組みでありたいものです。しかし実際は、センター長や現場の理解や協力が得られず苦労することが多いのではと思います。コンタクトセンターの変革を組織一丸となって進めるために、センター長や現場はどうあるべきでしょうか。サービスの本質を科学するサービスサイエンスの考え方を活かして、そのポイントについて整理してみたいと思います。
松井 拓己
(松井サービスコンサルティング 代表)相楽 香織
(日産自動車株式会社 デジタルモノづくり本部 クオリティシステム部 ビジネスアナリスト)パネル司会:河合 洋
(株式会社つなぐ研究所 代表取締役)パネリスト:松丸 剛
(住信SBIネット銀行株式会社 企画部 カスタマー・ロイヤルティ戦略室 室長)パネリスト:田口 浩
(株式会社東京海上日動コミュニケーションズ 上級執行役員)パネリスト:松井 拓己
(松井サービスコンサルティング 代表)パネリスト:相楽 香織
(日産自動車株式会社 デジタルモノづくり本部 クオリティシステム部 ビジネスアナリスト)【セッション概要】日本のGDPの70%は、サービス産業が稼いでおり、サービス産業が日本の産業の中心になっています。コンタクトセンターや介護などのサービスに従事しているスタッフは、高い顧客満足を目指し、膨大な業務量をこなしてきました。その結果、顧客満足は向上し、業務の生産性も高まってきています。しかし、サービススタッフの待遇の改善は遅々として進んでいません。これからは「サービスの価値を高める」ことにより注力し、サービス産業の収益性を高めて、社会にとってかけがえのないサービスに従事している人たちに、豊かになってもらわなければなりません。
サービスサイエンスフォーラムでは、「本当のカスタマージャーニーとロイヤルティマネジメントの構造化」「価値を高める共創型サービスプロセスモデル」「サービスサイエンスと幸福学をつなぐ」を講演し、パネルディスカッションで議論を深めていきます。
サービスサイエンスフォーラムでは、「サービスサイエンスと幸福学をつなぐ」、「サービスの価値を高めるサービスプロセスモデル」、「サービスの価値を高めるカスタマジャーニ」を3名の有識者に紹介してもらい、パネルディスカッションで議論を深めたい。
司会:柴崎 辰彦
(株式会社富士通総研 オルタナティブ・フューチャーズ エグゼクティブ・コンサルタント)【講演概要】現状のカスタマージャーニーは、「購買者づくり」を目的として販売促進活動の一環として取り組むケースが多くみられます。しかし、今後浸透していくサブスクリプション時代には、「ファンづくり」のカスタマージャーニーへの変革が求められており、このことは、コトラーのマーケティング4.0でも指摘されています。そのために必要なことは、お客様のロイヤルティを構造化、定量化し見える化したカスタマージャーニーをもとにPDCAを回すことです。本講演では、研究会で議論された内容をもとに、本当に取り組むべきカスタマージャーニーとそれを支えるロイヤルティマネジメントの構造化を分かりやすく解説します。
渡部 弘毅
(ISラボ株式会社 代表)【講演概要】共創型のサービス研究の多くは「提供者と顧客の二者間」を対象に進められてきました。しかし、ハイサービス300選や日本サービス大賞などの優れたサービスを調査してみても、共創型サービスの好事例はあまり見受けられません。当フォーラムで調査してみると、情報技術の発展により三者のプレイヤーが共創するサービスに好事例が数多く見受けられることがわかりました。例えば、プラットフォーム型やシェアリング型さらにマッチング型などのビジネス形態です。また、「共創」は多種多様な意味で使われており、「共創」独自の価値や仕組みは特定されていません。そこで、サービスを「提供型」「適応型」「共創型」の3パターンに分類して特性を明らかにし、三者以上の「共創型サービス」がサービスの価値を高めるサービスプロセスモデルを考察します。
佐藤 秀樹
(日本電気株式会社 スマートインダストリー本部 主任)【講演概要】サービスサイエンスと「顧客の幸せ」を繋ぐチームは、『顧客満足の先にある「顧客の幸せ」価値がどんなものなのかを明らかにし、さらに前野隆司先生の「幸せのメカニズム」を応用して、既存のビジネスモデルに「顧客の幸せ」価値を付加する試みにチャレンジする』研究活動を進めてきました。今日、すでに「お客様が幸せになれるようなサービスを創る」という意志を持って事業を立ち上げたプレイヤーが登場し始めています。彼らはどのように「顧客の幸せ」価値を設計していったのか、どうやって「顧客の幸せ」度合いを計っているのかを紐解いていきます。これらのエッセンスから、既存のビジネスモデルに「顧客の幸せ」価値を付加するためのヒントを提供したいと思います。
倉増 京平
(ティネクト株式会社 取締役)司会:柴崎 辰彦
(株式会社富士通総研 オルタナティブ・フューチャーズ エグゼクティブ・コンサルタント)パネリスト:倉増 京平
(ティネクト株式会社 取締役)パネリスト:佐藤 秀樹
(日本電気株式会社 スマートインダストリー本部 主任)パネリスト:渡部 弘毅
(ISラボ株式会社 代表)パネリスト:諏訪 良武
(ワクコンサルティング株式会社 エグゼクティブコンサルタント 常務執行役員)